そもそも Processing って?
Processing は Java をベースにしたプログラミング言語です。プログラミング初心者でも容易に習得可能な言語となるよう開発され、グラフィックや音を使ったプログラミングが手軽に作成できます。Windows、Mac、Linux で実行可能であり、無料で利用することができます。
なぜ Processing を使うの?
Processing はプログラミングによるデザインやインタラクティブアートを作成するためのツールとして開発がスタートしました。そのため、動画像や音声の提示が短いコードで実現できるよう作られています。また、プログラミングに馴染みのない美術系の学生でも使いやすいように、文法は Java を簡略化した初心者にとってわかりやすいものとなっています。
こうした特徴は、心理実験を作成する上でもうってつけと言えます。すなわち、動画像や音声の提示が必要となることの多い心理実験プログラミングを素早く手軽に作成することができ、また無料であるため教育用にも利用しやすいでしょう。
まずは動く様子を見てみよう!
いくつかの動作例を紹介します。
- 2AFC課題(画像版)
- 反応時間の取得
- 図形の描画とマウス入力の利用
全てブラウザ上で動作しています。注意点として、ブラウザとしてIE(Internet Explorer)を使っていると動作しない可能性が高いです。なるべく新しいバージョンのChromeもしくはFireFoxをお使い下さい。
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