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作者/サイトの制作動機

このサイトの作者

津田裕之
詳しくは http://hiroyukitsuda.com をご覧下さい。

このサイトを作った動機

素直な本心として。以下殴り書きの雑文で失礼します。

動機系列1

世の中に心理実験プログラミングについてきっちり書かれたウェブサイトが、ほとんど無い。あるべきにもかかわらず、また需要もあるはずなのに、なぜか無い。日本語サイトだと「Psychtoolboxをがんばる」くらい? (でも最近は記事やチュートリアル講演などは増えつつあるのは感じるけれど)

誰か作るべき。でも誰もやりそうにない。

なので作ってみようと思った。

動機系列2

TAで心理実験プログラミングの授業を担当した。上記の理由もあり、教材がないので教えるのが大変だった。

誰か教材を作るべき。教材があれば来年からは楽できる。でも誰も作りそうにない。

なので作ってみようと思った。

動機系列3

実験心理業界ではなぜか MATLAB (+PTB) という言語が主流になっている。

上記の教材も、当初は MATLAB と PTB の解説教材だった(一部はウェブでも公開していた)。

ところが、自分は大の MATLAB 嫌いであったため、教材を作る作業はたいへんつらかった。MATLAB も PTB も、嫌いで、とても気に入らないものなので、この作業はたいへんつらかった(たいへんつらかった)。

MATLAB (+PTB) の使い方の解説というのは、需要のある重要な事業だし、是非行なわれるべきだと思って頑張ろうとしたものの、やっぱり MATLAB 嫌いをたびたび発症し、ついに挫折した。

それならばと、いっそのこと大好きな Processing を使ったらどうかと思い立った。

Processing の解説記事を書くのは割と楽しかったため、これなら最後まで頑張れそうだとメドが立った。

動機系列4

実験心理業界は現状、MATLAB に支配されている。しかし、MATLAB は高価である。加えて、言語としてもさほど使い勝手が良いとは思えない。統計の分野で無料の R が SPSS や SAS を駆逐したように、実験心理業界もまた MATLAB から解放されるべきである。

そのための貢献を何かしたい。

Processingによる心理実験プログラミング入門

動機系列5

Processing はとてもチャーミングな言語で、もっと使われるべき。というか、既に多く使われている。でも、心理業界でそれを使う人はほとんどいない。という一抹の個人的さみしさがある。

加えて、Processing は、初めてプログラミングを学ぶ人にとっても、MATLAB などに比べてはるかに教育的な言語だと思える(現代的で標準的な言語仕様を持つので学びが多いし応用も利く)。という点で、Processing の普及には個人的感情を超えた大義もあると言える。

なので Processing の解説サイトを作ってみようと思った。

結語

どの動機が特に重要ということもなく、これらが集合的に働いた。

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