R を RStudio で使ってる際によく利用する各種のクリア関数についてまとめました。
1. コンソールの表示内容をクリアしたい時。
# Clear console messages cat( "\014" )
2. プロット欄の図をクリアしたい時。
# Clear plots if( dev.cur() > 1 ) dev.off()
3. グローバル環境の変数をクリアしたい時。
# Clear global workspace rm( list = ls( envir = globalenv() ), envir = globalenv() )
これらは記憶しておくのも面倒なので、わかりやすい名前を付けて自作関数にしておくと便利です。
clearConsole = clc = function(){ # Clear console messages cat( "\014" ) } clearPlots = function () { # Clear plots if( dev.cur() > 1 ) dev.off() } clearWorkspace = function () { # Clear global workspace rm( list = ls( envir = globalenv() ), envir = globalenv() ) } clearAll = function(){ # Clear console, plots, and workspace clearConsole() clearPlots() clearWorkspace() }
clearConsole 関数には clc という別名も付けてます。Matlab を使ってる人にはお馴染みです。
最後の clearAll 関数は、3つのクリア関数を全て実行します。
私はRのスクリプトを書く際は冒頭でこの clearAll 関数を実行することが多いです。
Matlab を使う際にスクリプト冒頭で clear all; するのと同じノリです。
スクリプトを実行するたびに色々なものがクリアされてスッキリします。
ちなみに、この手の汎用的な用途の自作関数はスクリプト内に毎回記述するのではなく、別ファイルから読み込ませるようにするのが良いでしょう(方法はこちらを参照)。